宮崎県南東部の日南市付近で育成される飫肥杉(おびすぎ)は飫肥藩によって植林活動が始められた財政難を支えた高級杉。
そんな飫肥杉を見ることが出来るスポットを紹介します。

きれいに並んだ飫肥杉の森

[間伐の必要性]

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きれいに並んだ飫肥杉の森

 飫肥から北郷へ抜ける「くろしおロード」沿いの「おおはし茶屋」付近に、約6haの吉野方市有林があります。
 そこには、間伐(列状間伐※)された飫肥杉が、きれいに並んでいます。
(※列状間伐とは、伐採列数と残存列数の組合せにより、間伐する方法です。吉野方市有林では、4列残して2列を伐採する列状間伐を試験的に実施しました。)


間伐の必要性

 間伐することで、樹木の成長や風雪害、病虫害に強い健全な森林を作り、多様な動植物の生育・生息が可能となります。
 また、列状間伐は、選本の手間が省け、伐採・集材が容易になるとともに、高性能林業機械を用いた作業システムの導入により、生産性を高めやすいという利点があります。


400年もの歴史をもつ飫肥杉の森 広葉樹で豊かな色彩に

 吉野方市有林間伐後の伐採跡地には、ヤマザクラやイロハモミジの広葉樹を植栽しています。
 400年もの歴史のある飫肥杉。きれいに並んだ飫肥杉の間から鮮やかなピンク色のヤマザクラや真っ赤になったイロハモミジが色づくのが今から楽しみです。


列状の飫肥杉を見に、レッツ・ジョー(GO)!?

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