こんなジモトだったらいいな 市長×高校生 地方創生トーク!!

将来を担う高校生が考える、理想の地元とはどんなものなのでしょうか。
平成28年度に実施予定の事業を交えながら、地方創生をテーマに、高校生と市長が意見を交わしました。

[創業を考えている人や創業して間もない 人・企業を支援! やります!その①]

将来を担う高校生が考える、理想の地元とはどんなものなのでしょうか。
平成28年度に実施予定の事業を交えながら、地方創生をテーマに、高校生と市長が意見を交わしました。



このまま少子高齢化が進んだ場合、2040年には宮崎市の人口が今より約5万人減り、
3人に1人が高齢者になると予測されています。

宮崎市がこれからも住みよいまちであり続けるためにはどうすればよいか、一緒に考えてみませんか。

【ワンポイント解説】
「地方創生」とは?
大都市圏への人口の一極集中を是正するため、地方がそれぞれの特徴を生かし、地域経済の活性化につなげたり、地方に人を呼び込んだりすることで、人口減少に歯止めをかけ、豊かで安心して暮らし続けられるようにすること。

宮崎市では、進学や就職の時期に当たる15才から24才までの若年層の転出が顕著です。
若者にとって魅力のある仕事をつくったり、地域に求められる人材の育成を図ります。


創業を考えている人や創業して間もない 人・企業を支援! やります!その①

~ みやざき創業サポート事業 ~
地域経済の活性化や中心市街地のにぎわいを創出するため、インキュベーションルームを運営。

最長1年間、オフィスの無料貸し出しや専門家などによる総合的な創業支援を行い、創業の増加や雇用の拡大を図ります。

■就職情報が足りない!

【市長】:
みんなは今、進学や就職のことを考えている時期だと思いますが、どうすれば将来も宮崎で暮らしていけると思いますか?

【湯地さん】(以下、湯):
私の周りではよく「県内には仕事がないので、都会に出るしかない」という話を聞きます。

【市長】:
県内の企業があまり知られていないという話は、確かによく耳にしますね。

【湯】:
そうなんです。でも情報が少ないだけで、実際はいろんな企業や仕事があると思います。例えば県外の大学に進学した人が、就職前に宮崎の企業でインターンシップができれば、宮崎の企業を知ってもらう機会になるのでは、と思います。

【市長】:
確かに。宮崎には、世界的に有名な機械メーカーの拠点などがあります。さらに市では今、中心市街地にICT企業をたくさん誘致していて、先日もゲーム制作会社がオフィスを開設してくれました。

また、佐土原や田野、高岡、清武にもさまざまな製造・加工関連の会社が拠点を構えてくれています。宮崎の企業をもっと知ってもらわないといけないですね。

【湯】:
はい。それに、新卒だけではなく中途採用の数も増やせば、ある程度経験を積んだ人が戻ってきやすいのでは、とも思います。

【市長】:
そうですね。今年度はさらに①創業のサポートにも力を入れるので、雇用が拡大するよう取り組んでいきます。


ICTで農業の負担やコストを低減します! やります!その②

~ICT活用型農業産地実証事業~
これまでは個別に制御していた農業器具を、まとめて管理できるシステムを導入。

省力化によるコストの低減や、確かな生産予測、高品質で安定した出荷を実現して、後継者不足が深刻な農業の経営をしやすくしていきます。

■農業にICTを

【徳田さん】(以下、徳):
私は両親が農業をしていて、私も同じ道に進もうと思っているのですが、若い人は「農業は大変」というイメージを抱きがち。機械を活用したり、ICTを使ったサポートが充実すれば、やりたい人も増えると思います。

【市長】:
私も実家が農業をしていて、大変だなと思ったことはいっぱいあります。それでも農業高校に進学しましたし、宮崎の農業は本当に素晴らしいと思っています。将来の担い手のためにも、②機械やICTも活用しながらもっとサポートしていく必要がありますね。


就職やイベントなどの情報をアプリで配信! やります!その③

~ 宮崎市ワーク・ライフプロモーション事業 ~
成人式のお知らせから、就職やイベント、移住に関する情報まで、若者が求める情報をアプリで配信。大学・高校などの自主活動グループとも協力して、若者の地元定着や人材確保、移住促進などを図ります。

■情報収集はスマホが基本

【長友さん】(以下、長):
私は県外の大学に進学しますが、将来は宮崎に戻って起業したいと思っています。そのためにも、県外に住みながら宮崎の起業に関する情報が得られるとうれしいです。

【安藤さん】(以下、安):
私の高校では、企業の方から仕事の話を聞ける講座を実施しているのですが、とても刺激になりました。こういう機会を増やすことも、情報発信の効果的な方法だと感じます。

【市長】:
とてもいい提案です。ちなみに、みんなはいつもどうやって情報収集をしていますか?

【上山さん】(以下、上):
LINEが多いですね。
先日、LINEに宮崎市公式アカウントがあるのを知りました。
月に3回程度情報を配信しているとのことですが、毎週末にイベントの告知などをしてくれればもっと登録者も増えるのではと思います。

【安】:
私の周りでも、スマホのアプリで情報収集している人が多いです。何かを伝えるなら、スマホに配信するのは基本だと思います。

【市長】:
なるほど。若い世代のライフスタイルに合わせて情報発信していく必要がありますね。
③イベント告知はもちろん、仕事や企業の情報も、みんなの手元にスムーズに届くような仕組みを整えていきますね。


外国人観光客に宮崎をアピール! やります!その④

~外国人誘客みやざきモデル事業~
台湾、韓国などの旅行会社が、閑散期に企画した旅行商品を支援し、外国人観光客を増やします。また、外国人観光客に、中心市街地の魅力を感じてもらえるように飲食や買い物で使えるクーポンを発行し、更なる誘客を図ります。

■もっと宮崎を好きになろう

【市長】:
みんなは、どうすればたくさんの人が宮崎を訪れたり、移住してくれたりすると思いますか?

【安】:
実際に来ていただいたときの、交通の便やアクセスが課題ではないでしょうか。

【市長】:
そうですね。観光地を巡るバスなどは、もっと便利にしないといけませんね。インフラとしては、WiFi(無線でインターネットに接続する仕組み)も、特に外国人観光客からの要望が多いと聞くので、④外国人向けの対応にも力を入れないといけないですね。

【森光さん】(以下、森):
私は海外に行ったとき、宮崎が恋しくて1日で帰りたくなりました(笑)。私が地元のことを大好きだからだと思いますが、一度宮崎を観光したら誰もがきっと宮崎の魅力に気付いてくれると思います。


移住コンシェルジュが移住を後押し! やります!その⑤

~IJU(移住)促進事業~
宮崎市移住センター(平成27年12月開設)に、移住コンシェルジュを配置。
市の窓口、住まいや就職支援の窓口と連携し、移住希望者の相談に対応するほか、パンフレットやウェブサイトを通じた情報発信などを行います。

【徳】:
都会には農業をしたい人がいっぱいいると思います。農家の高齢化がもっと進めば、耕作していない土地も増えるだろうし、農業をしたい人に移住してもらうとよいのではないでしょうか。

【長】:
まずは私たち自身がもっと地元のことを好きになって、自信を持って「住みないよ! 来ないよ!」と言えるようにしたいです。

【市長】:
その通りですね。⑤私たちも、移住を考えている人に向けて、もっと情報を発信しなければなりませんね。身近すぎて、「野菜が甘い」とか「花がきれい」といった宮崎の良さを感じにくくなっているのかも。実際、おいしい野菜はいっぱいあるのに、宮崎県の野菜消費量は全国で43番目なんですよ。

【一同】:
そうなんですか!


「宮崎まちびと大学校」開校! やります!その⑥

~まちづくり人材育成事業~
地域活動に取り組んでいる人やこれから取り組みたい人を対象に、大学校を開校。 知識の習得講座や先進地での視察などを通して、地域の課題解決やさまざまな活動のコーディネートができる、まちづくりのリーダーを育成します。

■高校生がもっと地域へ

【市長】:
今、地域の人のつながりが薄れてきているといわれますが、どうすればみんなで助け合っていけると思いますか?

【湯】:
昔はお祭りなど、子どもから高齢者までが参加できるイベントがよくあったと思うのですが、今は少ないと感じます。

【安】:
私の地元では、運動会や文化祭を通じてつながりはあるのですが、高齢者が多く、やがて無くなってしまうのではと感じています。若い人がもっと運営に加わっていかないといけないと思います。

【長】:
私たちのように若い世代の提案を大人の皆さんが受け入れてくれることが分かれば、高校生ができることは、いっぱいあると思います。

【市長】:
なるほど。高校生が地元のイベントに参加すると活気も出るし、学校もPRになっていいですよね。もしかすると、大人が高校生をもっと頼っていったほうがよいのかもしれません。

【森】:
私も、今は声が掛からなかったり、ボランティアで参加できることが見つからなかったりしてまだ活動できていないのですが、役に立ちたいという気持ちは強いです。

【市長】:
地域から声掛けをすれば、高校生が参加してくれるかもしれませんね。地元に対して熱意を持ってくれているのはありがたいことだし、高校生にとっても地域のいろんな世代の人と知り合う機会は貴重な経験です。⑥宮崎の活性化には、皆さんのような若い力は不可欠なので、その力を十分に発揮してもらえるように、これからも努力していきたいと思います。


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