めまい、動悸、ふらつき…もしかすると「鉄不足」!? その症状「隠れ貧血」 かも!?

国内に200万人以上といわれる鉄欠乏性貧血。
健康診断の結果では正常なのに、貧血の症状が出て悩まされている女性が多いそうです。
いままでなかったのに、無気力やうつの症状が出ることも。もしかしたらそれは、「隠れ貧血」かもしれません…。

野村循環器内科クリニック院長野村勝政先生に伺いました。

「隠れ貧血」とは、どういう症状をさすのでしょうか?

[隠れ貧血を含めて、貧血にはどんな 症状が現れるのでしょうか?]

国内に200万人以上といわれる鉄欠乏性貧血。
健康診断の結果では正常なのに、貧血の症状が出て悩まされている女性が多いそうです。
いままでなかったのに、無気力やうつの症状が出ることも。もしかしたらそれは、「隠れ貧血」かもしれません…。

野村循環器内科クリニック院長野村勝政先生に伺いました。

「隠れ貧血」とは、どういう症状をさすのでしょうか?

健康診断では、酸素をからだの隅々まで運ぶ赤血球中の「ヘモグロビン」の量を測定して、貧血かどうかを診断します。ヘモグロビンの基準値はおおむね11〜15g/dlで、この範囲内なら貧血ではないと診断されます。

隠れ貧血とされる方も、ヘモグロビンの数値上は貧血ではありません。問題は「鉄の貯金」と言われる「フェリチン」の値です。例えるなら、ヘモグロビンは財布のお金、フェリチンは貯金の蓄え。鉄分の貯金が少なければ、からだにも余裕がなくなるの です。

栄養療法を取り入れている当院では、ヘモグロビンが14g/dl以下だと隠れ貧血を疑い、フェリチンが100ng/ml以下の場合は鉄欠乏性貧血と診断しています。一般の健康診断ではフェリチンの数値は測定されません。


隠れ貧血を含めて、貧血にはどんな 症状が現れるのでしょうか?

一般的には動悸、めまい、ふらつきが多いのですが、体内への酸素供給量が減るので、だるい、疲れやすいといった症状も起こります。脳への血流不足で時に倦怠感、無気力なども引き起こします。うつ病の原因が鉄不足ということもあるのです。

幼児の認知力低下や学生の学力低下、お年寄りが「年のせい」だと思いがちな動悸や息切れも、貧血が原因の場合があります。


貧血の治療法は?

鉄分は食材から必要量を摂るのが難しいため、当院では医療用サプリメントをお勧めしています。

市販のサプリは人工合成物が多いのですが、医療用は天然素材が原料で、品質も安全かつ安心できるものです。吸収率が高く副作用のない「ヘム鉄」を当院では使用しています。人によっては、1カプセル服用しただけでふらつきなどが改善した方もいます。医療用サプリは、栄養療法を取り入れている医療機関で扱っていますが、宮崎ではまだ少ないですね。

現代の女性は3 割が貧血、6 割が隠れ貧血だと言われます。合わせると、女性の9割は貧血の疑いありということです。食生活やダイエットが原因になることもあります。原因不明の体調不良を感じている方は、貧血の精査をおすすめします。


取材協力 野村循環器内科クリニック

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