農家民泊が農業・食料・命の大切さ、田舎の良さを知る機会になってほしい

北きりしまの魅力を発信

[体験をつうじて深まる絆]

北きりしまの魅力を発信

 「農家民泊が農業・食料・命の大切さ、田舎の良さを知る機会になれば」と話すのは、北きりしま田舎物語推進協議会民泊担当副会長を務めている木下幸夫さん(上大河平)です。

 同協議会は、グリーンツーリズム(農山漁村で自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動)を通じて、北きりしまの魅力を多くの人に知ってもらおうと、北きりしま地域(えびの市、小林市、高原町)の農家を中心に、平成18年に設立されました。現在、えびの市では、14軒の農家が加入しています。 14軒の農家では、田舎体験や農業体験など各農家の趣向をこらした体験ができます。平成25年度から、本格的に始まった農家民泊。主に都市部の修学旅行生を受け入れています。「昨年、えびの市では、4校を受け入れました。今年は、7校を受け入れています。私の家では、そのうちの6校を受け入れました」と幸夫さんは話します。


体験をつうじて深まる絆

 「前々からグリーンツーリズムに興味がありました。退職後、同会に加入し、農家民泊を始めました」と幸夫さん。「農家民泊にきた子どもたちは、本当に元気がいいです。いつも子どもたちにパワーをもらっています」と妻の千代子さんは話します。木下さん宅の農家民泊では、さつま芸手植え、ピザづくり、田舎料理づくり、昔の生活体験などができるそうです。「3月から5月には、竹の子掘りをやっています」と幸夫さん。「普段、あまり料理を作らない子どもたちは、料理づくりをとても喜んでくれます」と千代子さんは笑顔で話します。

 木下さん宅に限らず、各農家では、子どもたちを本当の家族のように迎え入れているそうです。「中には、私たちのことをお父さん、お母さんと呼ぶ子もいます。別れの際、子どもはもちろん、先生まで一緒になって別れを惜しんでくれます」と千代子さん。「ここでの体験をきっかけに、子どもたちに『将来、えびのに住みたい』と思ってほしいですね」と幸夫さんは話します。


農家民泊の輪を広げたい

 「農家民泊をすることで、2人の楽しみが増えました。いろいろな人との出会いがある農家民泊を末永く続けていきたいです」と木下さん夫婦は口をそろえて話します。

 幸夫さんは、「現在、入村・退村式は、小林市で行っています。それを1校はぜひ、えびの市でやってみたいです。しかし、えびの市では、受け入れ農家が少なく、できないのが現状です。えびの市で入村・退村式を行うには、受け入れ農家を増やす必要があります。 農家の皆さん、ぜひ、農家民泊を始めてみませんか」農家民泊に、興味のある人、やってみたいと思う人は、同協議会事務局までご連絡ください。


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miyazaki ebooks編集部

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