[エイズなどに関する相談・検査を行っています]

 WHO(世界保健機関)は、27年前に世界的レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消のために12月1日を世界エイズデーと定めました。

 エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染し、免疫機能が破壊されることでさまざまな病気を発症した状態(後天性免疫不全症候群)のことをいいます。

HIVが多く含まれるのは、 ①血液、②精液・膣分泌液、 ③母乳で、これらの体液が体内に侵入することで感染します。中でも感染した人の約85%は、性的接触によるものです。

 日本では、平成26年のHIV感染者・新規エイズ患者報告数は1546件(過去3位で、そのうち20歳代の感染者報告数が過去最多となっています。

昨年、宮崎市に届け出があったHIV感染者は8件、エイズ患者は5件と前年の2倍近い数字になりました。平成27年9月6日時点で、宮崎県全体で昨年の報告数を上回り、過去最多を更新しています。依然としてHIV感染に気づかないままエイズを発症して受診する人も多い状況です。


エイズなどに関する相談・検査を行っています

 宮崎市ではエイズなどに関する相談・検査を無料・匿名で実施しています。
この機会に正しい情報を知り、エイズなどの感染を防ぐとともに、患者や感染者に対する差別や偏見をなくしましょう。

■場 所/市保健所・中央保健センター
■対 象/エイズや性感染症の感染に不安を持つ人
■料 金/無料
■申し込み/相談は随時、検査は要予約。匿名の相談・予約専用電話
 (☎23-7333)へ。
※相談・予約は、月曜~金曜(祝日、年末年始を除く)の8:30~17:15に受け付けています。

[問]健康支援課 ☎29-5286



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miyazaki ebooks編集部

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