レストランサービスで 「ワザあり！」

レストランサービス部門で7年にわたり技能五輪に参加している宮崎観光ホテル。昨年の世界大会出場者と、全国大会入賞者2人に話を聞きました。

後に続く人材に私の経験を伝えたい

【柳橋 杏奈 さん（21歳）】
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平成25年4月入社。
平成26年8月からレストラン課「蓮花（リンファ）」配属。
第52回技能五輪全国大会レストランサービス部門敢闘賞、
第43回技能五輪国際大会ブラジルサンパウロ大会同部門出場。

もっと知識を身に付けて将来は指導的立場に

【戸髙 明日香 さん（23歳）】
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平成23年4月入社。
平成27年4月からレストラン課「ディアマン・ルージュ」配属。
第53回技能五輪全国大会レストランサービス部門銅賞。
2級レストランサービス技能士。

身に付けた技能でお客様に至福のひと時を

【向髙 小由紀 さん（23歳）】
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平成23年4月入社。
平成24年4月からレストラン課「ディアマン・ルージュ」配属。
第52回技能五輪全国大会レストランサービス部門銀賞、
第53回同部門金賞。
2級レストランサービス技能士。

初めて知るレストランサービスお客様との接点にやりがい

̶－皆さんは、就職前からレストランサービスに憧れていたのですか？

【向髙さん(以下、向)】：
私は航空業界やホテル業界を目指していましたが、ホテルの仕事といえばフロントぐらいしか思い浮かびませんでした。

【柳橋さん(以下、柳)】：
私ももともとホテルには宿泊のイメージしかなく、研修中に複数の部門を回る中でレストランサービスに憧れるようになりました。

【戸髙さん(以下、戸)】：
私は、バンケット部門で働いている中で、レストランサービスの先輩の姿がとてもかっこよく、刺激を受けたのが始まりです。

̶－実際に働く中で、仕事にはどんな印象を抱くようになりましたか？

【柳】：
レストランサービスは通常営業から婚礼まで、たくさんのお客様と幅広く接することができるので、とてもやりがいがあります。

【向】：
本当にそうですね。それだけに難しいところもあります。柳 一番難しいのは、お客様が私たちに対して何を求めているのかを的確に察知することですね。

【戸】：
接待ならよりスマートなサービス、記念日ならサプライズの演出をするなど、お客様の雰囲気に合わせたおもてなしが大切だと感じています。

技能の向上に精進経験を生かしていきたい

－技能五輪ではテーブルセッティングやワイン、カクテルなどのサービスの正確さや美しさが審査されたそうですが、模擬客への接し方も審査対象だったと聞きました。

【戸】：
はい。模擬客の人も緊張されていたので、会話でリラックスしていただけるよう心掛けました。

【向】：
私と柳橋さんは一昨年も出場したので、昨年が初出場だった戸髙さんにはそうした雰囲気や審査の流れなどを伝えました。

【戸】：
おかげですごくやりやすかったです！

－柳橋さんは昨年ブラジルで行われた国際大会で大きなレベルの違いを感じたそうですね。

【柳】：
髪型や服装などの身だしなみが完璧なのはもちろん、競技以外の時間も誰一人気を緩めることなく、堂々と振る舞っていました。後に続く宮崎の人材に、私ができなかったことや気付いたことをしっかり伝えたいです。

【向】：
技能五輪出場の際は、優勝を願って見守ってくれる人たちの応援がとても励みになりました。私も、受賞者の名に恥じないよう、これからは人としても成長しながら、この経験を後輩に伝えていき、宮崎の技能の発展に貢献していきたいです。

【戸】：
私も同じ気持ちです。もっと勉強して知識を身に付け、指導的な立場で後輩にどんどんアドバイスしていきたいと思います。