身が大きく鮮度抜群。食欲の落ちる夏こそぜひ食べたい。

夏に旬を迎える養殖ブリ「活〆黒瀬ぶり」。
夏にブリという希少性もさることながら、そのおいしさには注目したいところ。

『黒瀬水産株式会社』の串田さん、久保田さんにお話をうかがいました。

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黒瀬水産は天然及び人工種苗によるブリの養殖事業を行っています。

食の安心・安全を追求し、非常に厳しい対EU輸出認定やISO22000を取得。
ミラノ食の万博にも進出するなど先進的な取リ組みをしています。

「魚を育てながら、人も育てる。認証取得は従業員の教育としても大変効果があリましたね」と串田さん。


普通は冬が旬のブリですが、黒瀬水産の人工種苗のブリは、光と水温のコントロールで秋に産卵をさせ、1年半後の夏に出荷しています。

研究を重ねたエサを使い、“とうがらし”の入った仕上げのエサで身を引き締めます。

さらに潜水士によって魚の健康管理をするという徹底さには驚き。

出荷直前にブリを活〆します。
「サイズが4~5Kgで、脂のノリが良いですよ」と久保田さん。


関東を中心に高値で取引されているそう。
市内ではぶりブリ丼ぶりとして飲食店で食べることができます。

夏の味覚、活〆黒瀬ぶりをぜひ堪能してみてください。


広報くしま 2017年8月号

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