●「宮崎県祖母傾ユネスコエコパーク推進協議会」が設立されました。

[九州最後の秘境 “大崩山(おおくえやま)”]

●「宮崎県祖母傾ユネスコエコパーク推進協議会」が設立されました。

 宮崎大学の岩本副学長を会長に、宮崎県や本市、高千穂町、日之影町、九州保健福祉大学、地域づくり団体などの関係者を会員とした推進協議会が平成26年12月18日に設立されました。

 今後、エコパークのゾーニングなどの作業を行い、大分県や関係市(佐伯市・豊後大野市・竹田市)と連携して平成29年7月の登録を目指して作業が進められる予定です。


九州最後の秘境 “大崩山(おおくえやま)”

 「九州最後の秘境」と言われている大崩山は随所に見られる花かこうがん崗岩の景観などから登山客に人気の高い山で、毎年多くの登山客が全国から訪れています。


祖母傾系エリアにしかない貴重な自然

 その祖母傾山系エリア(大崩山を含む一帯)には、杉の原生林など自然や、特別天然記念物のニホンカモシカをはじめとする貴重な動植物が多く生息しています。


高速道開通により大分県と連携を強化

 今年は、東九州道の佐伯ー蒲江間が開通し、大分県から宮崎県までのエリアが高速道路で結ばれる年になります。
 高速道路の開通やエコパーク登録によって、大分県の人々とこれまで以上の交流が促進されるに大きな役割を果たすことが期待されます。


延岡を世界にアピール

 エコパーク登録は大崩山などの祖母傾山系エリアには、すばらしい自然環境があることを世界の人々に知ってもらうよいきっかけになります。
 世界中との交流人口がより活発になることによって、この周辺地域に新たな発展の道が開けることが期待されます。


「 ユネスコエコパーク」とは?

 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が実施する生物圏保存地域のことで、自然環境や生態系の保全と、持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的とした「生物圏保存地域」に認定された地域を指します。
 現在、ユネスコエコパークには、照葉樹林を有する「綾」や「屋久島(鹿児島県)」など国内7か所が登録されています。


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