黒木国昭さんが
台湾国立歴史博物館で
作品展覧会を開催。
和のガラスが台湾を魅了

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黒木国昭さんが
台湾国立歴史博物館で
作品展覧会を開催。
和のガラスが台湾を魅了

 2月7日から3月・31日に台湾台北市の「国立歴史博物館」で、綾町のガラス工芸作家である黒木国昭さんの作品展覧会が開催された。
 黒木さんは平成12年に初めて台湾で個展を開催して以来、毎年台湾各地で展示会を開催し台湾の文化人らと文化交流を深めてきた。
今回の展覧会はこうした功績が認められ、台湾の文化部・国立歴史博物館(日本の文化庁に相当)から招待され開催が実現した。
 また、今回は、西洋を代表する「ミケランジェロ展との」同時開催となり、東洋を代表する芸術文化として、黒木さんの作品が披露された。
    今年、黒木さんの創作活動は節目の50周年目を迎えることもあり、今回、黒木さんの海外の展覧会としては最大規模の148点が出展された。 綾の照葉樹林をモチーフとした「綾切子」、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五十三次」、台湾の名峰・玉山など、これまでの代表的な作品や日台双方をモチーフにした華やかなガラス作品が会場に並び多くの来場者を魅了した。

 会場となった国立歴史博物館の張館長は「黒木氏は西洋の技法を伝承しながら作品をもって日本文化の特色を伝えており、そのすばらしさは是非見習いたい。今回の展示を通して多くの人々に直にその魅力を感じでいただき、国内のガラス芸術領域で創作と研究に励む者にエネルギーを与えたいと願っている。 この華麗なる視覚の饗宴が日本文化の認識を深め、 芸術の美的感覚の育成に役立ち、日台ガラス芸術交流にとって意義あるものであると信じている」と今回の展覧会開催について語っ ている。
 また、今回、展覧会を前に黒木さんと綾町長をはじめとする宮崎県の訪問団は2月7日、馬英九総統。を訪問し、激励を受けた。馬英九総統は、「今回の展覧会は台日文化交流および相互理解にプラスとなると共に、双方の友好関係および協力も増進されるものと確信している」と今回の展覧会への期待を語った。そして、黒木さんは「作品展示を通して日台友好と文化交流の 一助になれば」と展覧会への思いを語り厚い握手を交わした。
 また、展覧会開催期間中、黒木さんは、国立台湾芸術大学に招待され、 吹きガラスのデモンストレーションを行なった。 これは台湾のガラス産業の発展とアーティストの育成を願い実施されたもので、会場には多くの来場者がつめかけ、 日本の「現代の名工」の卓越した技能を鑑賞した。

 こうした、海外での取り組みは綾町のみならず、宮崎県、そして日本と世界を結ぶ「友好の懸け橋」となっている。今後もさらに綾町から生まれた芸術作品が国際文化交流の一助として世界に発信されることに期待したい。



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