西米良で元気いっぱいに活躍中の人たちにスポットを当てる『わちらの時代』。今回は、西米良でそれぞれの夢へ向かって邁進中の若者たちに注目しました。

村内から見た、西米良村の魅力は?
『自然と一体で暮らせる。ここが地元でよかったです。』
 中武 倫子さん

[村外から見た、西米良村の魅力は?
『村外出身の私にとっても懐かしさを感じる場所です。』
                山本いづみさん]

西米良で元気いっぱいに活躍中の人たちにスポットを当てる『わちらの時代』。今回は、西米良でそれぞれの夢へ向かって邁進中の若者たちに注目しました。

村内から見た、西米良村の魅力は?
『自然と一体で暮らせる。ここが地元でよかったです。』
 中武 倫子さん

 もともとここで生まれ育ったからなのかもしれないけれど、この村はとにかく癒されます。大阪に住んでいた頃は都会のコンクリートが窮屈に思えることもありました。でもここには、森があり、星空もある。朝も、空が白んできて、森が起き、鳥が目覚めて…みたいな、自然と一体で暮らしている感覚でほっとします。

保育士の目で見ても、都会と西米良では子どものオーラが違うんですよ!ここが地元で本当に良かったです!


村外から見た、西米良村の魅力は?
『村外出身の私にとっても懐かしさを感じる場所です。』
                山本いづみさん

 中学から高校までを五ケ瀬で暮らしていたので、西米良で暮らすことになっても、抵抗はまったくありませんでした。しかも当時はケータイもなかったから、街まで歩いてお菓子を買って、部活して…と気ままに暮らしていたんですよ。だから西米良に来た時もむしろ懐かしい感じがしました。村の皆さんも穏やかな方がかりで、仲良くさせていただいています。こないだは、おばちゃんたちと柚子ごしょう造りにも参加して、楽しかったですね。


伝統を背負って立つ!中学生 伝統神楽の舞手にインタビュー!

―利克さんは越野尾小学校の最後の卒業生だそうですね。

利 そうです。全校児童も少なく、神楽は友達の誰々がいるから…みたいな、遊び感覚で集まって始めましたね。

克 小さい頃は、そばで見てはいたけど自分が舞うとは思っていなかったです。

利 兄弟で始めたのは小学校3~4年生の頃かな?

克 それぐらいやね。

-遼太郎くんは実家が神社なので神楽は身近だった?

遼 はい。1年生から初めて、練習していきました。
克 越野尾では唯一の小学生だよね。

利 お姉ちゃんも越野尾で唯一の女子中学生。みんな貴重な神楽の舞い手ですよ。

-神楽で難しい部分はどんなところでしょう。

克 教科書というものがないので、目や耳で覚えなくてはならないところですね。

利 舞いは見まねで覚えているけど、笛や太鼓は耳だけが頼りなので本当に難しい。

遼 ぼくもそうです。舞いも合わせるのが難しいけど、そのぶん綺麗に揃って周りから拍手されるとうれしい。

-遼太郎くんの将来の夢は?

遼 親戚の影響もあって、実は建築家になりたいんです。自分の家を建ててみたいです。

利・克 本当?すげー!!

遼 で、建築家でいっぱい頑張ったら、実家の神社を継ぎます。

利 本当にしっかりしてるよね。頼もしい!

-お2人も剣道で頑張っていますよね。

克 勝つ自信に満ち溢れていますよ(笑)

克 神楽もしっかり練習して、12月の本番では皆さんに喜んでいただけるように頑張ります。

遼 ぼくも頑張ります!


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西米良村の伝統神楽を舞う「中学生」に聞いてみた! 写真

miyazaki ebooks編集部

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