宮崎市で輝いている人を紹介する「キラリ! 宮崎人」。今回は、宮崎のサーフシーンや人、風景を映画にした 映像作家のマット・ウエストコットさんです。

福岡での出会いをきっかけに波を求めてカナダから宮崎へ

[知られざる日本の魅力を映画を通じて世界へ発信]

福岡での出会いをきっかけに波を求めてカナダから宮崎へ

 ゆったりと走る一両の列車。華麗に波を滑るサーファー。私たちが普段目にしている風景の全てが、マットさんが撮影した映画「グッドモーニングミヤザキ」では輝いて見えます。
 「本当にいい場所に巡り合えました。宮崎は人も自然もスローで、とても親しみやすい。初めは映画を作るつもりはなかったのですが、宮崎が僕に撮りたいと思わせてくれたんです」
 カナダ出身のマットさんは、福岡出身の美由紀さんと出会い、結婚。日本に移住する際、サーフィンができる場所を探し、宮崎の青島に決めたそうです。 「福岡の海で出会ったおじいちゃんから、”宮崎は日本のハワイだよ“と教えてもらったのがきっかけです。実際、この辺りには県外はもとより、海外からの移住者も多くて、どこか国際的なムードがあります。知り合いの外国人は”カリフォルニアに匹敵するビーチだ!“と話していますよ」 宮崎の人が持つおおらかな雰囲気にも魅了されたというマットさん。「グッドモーニングミヤザキ」には、マットさんが出会った宮崎の皆さんもたくさん登場しています。


知られざる日本の魅力を映画を通じて世界へ発信

 「グッドモーニングミヤザキ」は、完成から1年を経た今でも世界各地の映画祭に招待され、上映され続けています。マットさん自身、こんなに反響があるとは予想もしていなかったそうです。
 「海外では、日本と言えば東京や京都。日本にたくさんサーファーがいることや、宮崎に素晴らしい波があることはほとんど知られていません。だから、見た人にはとても驚かれます。日本にこんなところがあるのか!ってね。それだけに、もっと宮崎の魅力を発信したいと思うんですよ」
 マットさんの次の計画は、全国のサーフスポットを作品にまとめること。
 「北海道から沖縄まで足を運んで、”グッドモーニングジャパン“を作りたい。ありきたりじゃない日本の魅力を、映画を通じて知ってもらえたらハッピーです」
 これからも宮崎を拠点に作品を作っていきたい、と話すマットさんのチャレンジは続きます。


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