ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は一年を通して発生していますが、特に冬に流行する傾向にあります。
正しい知識を身につけ、家庭や職場での感染に注意しましょう。

Q ノロウイルスによる胃腸炎はどのようなもの?

[Q ノロウイルスはどうやって感染するの?]

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Q ノロウイルスによる胃腸炎はどのようなもの?

A 一年を通じて流行していますが、特に冬季に流行します。
感染後1日から2日で嘔吐、下痢、腹痛、軽度の発熱などの症状を起こします。


Q ノロウイルスはどうやって感染するの?

A 主に食品から感染する場合と、人から人へと感染する場合があります。
食品から感染する場合は、汚染された食品を生の状態、あるいは十分に加熱しないで食べた場合に発症します。
また、感染した人の便や嘔吐物を通しても感染することもあります。


Q 感染した場合の治療法は?

A 現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。
脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を十分に行いましょう。また、早めに医療機関を受診しましょう。


Q 嘔吐物などの処理の方法は?

A 感染者の嘔吐物やふん便中には大量のウイルスが存在します。
正しく処理し、二次感染を防止しましょう。

●使い捨てのマスクや手袋などを着用し、ペーパータオルなどでそっと拭き取り、塩素系漂白剤で消毒後、水拭きします。
●拭き取った嘔吐物や手袋などは、ビニール袋に密閉して廃棄し、終わったら丁寧に手を洗います。


Q 感染を広げないためには?

A 感染者が使ったり、嘔吐物が付いたりした食器やリネン類などは、他の物と分けて洗浄・消毒します。

●カーテン、衣類、ドアノブなども塩素系漂白剤などで消毒します。
●洗濯は、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いし、十分にすすいだ後、85℃で1分間以上の熱水洗濯や塩素系漂白剤による消毒が有効です。
●高温の乾燥機などを使用すると、殺菌効果が高まります。


Q 感染を予防するには?

A 手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。
外出やトイレの後、調理や食事の前、嘔吐物やふん便を処理をした後は必ず石けんで丁寧に手を洗いましょう。

汚れが残りやすいところ
●指先や爪の間
●指の間
●親指の周り
●手首
●手のしわ


[問] 健康支援課 ☎ 0985-29-5286、FAX 0985-29-5208

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