6月号の巻頭特集は、なんと厚揚げ&かき揚げです。おいしくて、みんなよく食べているはずなのに、地味な印象がある2大「揚げ」……。
今回は、県内の絶品厚揚げ&かき揚げ、そして素材をいかしたアレンジ料理を厳選してご紹介します。コレを見れば、イメージが変わるかも!?
【 2.かき揚げ編/アラカルト『かき揚げ』 】
定食に丼まで!かき揚げを主役にした「アラカルト」料理をご紹介します♪

天ぷら専門店のランチは 「かき揚げ」が主役

[まろやかさがプラス!珍しいかき揚げ×卵とじ]

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天ぷら専門店のランチは 「かき揚げ」が主役

■ かきあげランチ

旬にこだわった具材を使用!いまはイカやエビ、桜エビなど魚介類が中心です。

高温のごま油で揚げているので、サクッとした食感のあとに、ほのかに香るごまの香ばしさ。

具材と衣の間に”つゆ”がしみ込みやすいかき揚げは、ぜひ自家製の天つゆで食べてみて。

【DATA】天婦羅料理天まさ(都城市)


まろやかさがプラス!珍しいかき揚げ×卵とじ

■ ミニかきあげ丼(うどんorみそ汁セット)

具材はピーマンに玉ねぎ、ニンジンなど。2度揚げし、サクっと食感を実現したかき揚げを、なんと卵とじ!さらに、甘辛いつゆをたっぷりかけ、まるでカツ丼のような味わいに。

うどんもつくボリュームで、サラリーマンに人気のメニュー。

【DATA】さぬきうどん 招福(宮崎市)


7種の具材がぎっしり!老舗喫茶の名物定食

■ 日替わり定食

創業40年、昔懐かしい風情の『画廊喫茶シベール』。唯一のメニュー「日替わり定食」に月に一度、人気のかき揚げが巡ってきます。

ゴボウに筍、枝豆、エビ、カボチャなど、7種が入った具だくさん。野趣あふれるゴボウがメインのかき揚げと、プリプリしたエビがメインの2種の味です。

毎月第2週あたりに登場するそう。コーヒー付。

【DATA】画廊喫茶シベール(宮崎市)


野菜の存在感が際立つ“薄衣”

■ ブロッコリーとイカのかきあげ定食

夏はゴーヤ、秋はむかごなど、季節によって具材が変わるかき揚げ定食。6月まではブロッコリーとイカが主役です!!

具材が透き通るような薄衣は、素材のうまみが堪能できるだけでなく、アッサリと食べられるのも魅力。テイクアウトのみもOK。

【DATA】あじさい館(都城市)


牡蠣小屋でいただく、ぜいたくなかき揚げ丼

■ 牡蠣のかき揚げ丼

アツアツご飯の上には、ジューシーな牡蠣と野菜のかき揚げ!かき揚げは高温でサクッと揚げているから、牡蠣のうまみがぎゅっとつまった味わいで。

甘さがありながらもサッパリしたタレとのバランスも絶妙で、ご飯がすすむこと間違いなし!

【DATA】細島牡蠣小屋 かき寧(日向市)


天ぷら専門店が教えてくれる!自宅で簡単にできるかき揚げのつくりかた

教えてくれるのは……天婦羅料理 天まさ 店主 笹栗大史さん

『例えば、ニンジンの皮や大根の皮など。かき揚げは、本来なら捨てるはずの具材でも、主役になれるのが魅力。ボリュームもあるから「食卓にもうひと品欲しい」と困ったときの、主婦の強い味方です。』

【1】具材をカット

[Point]
●野菜や魚介類など、具材はなんでもOK
●火が完全に通らなくても良い、生野菜が初心者にはオススメ
●衣がつきやすい、細切りにカットを

【2】衣をつける

[Point]
●小麦粉、そして卵と水を混ぜ合わせた卵液をボウルに
●卵液は事前に冷やしておくと、衣がサクサクに♪
●木杓子の上で、生地を薄くするのが失敗しない秘訣

【3】油で揚げる!

[Point]
●温度は野菜が焦げにくい、170℃がベスト
●鍋の端でひとつひとつ揚げると、くずれにくい

【4】油切りも油断せず!

[Point]
●揚げた後は「タテ」に置いて冷ますと、油っこさが減!
●油が溜まるかき揚げの下部だけ、2度揚げするとサクサクに◎



月刊パームス 6月号 No.307

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